当院の脳卒中医療は、県内で初めて脳血管内科(脳卒中内科)を加え、これまでの脳神経外科、神経内科、放射線科と合わせ、より一層の充実を図っています。
内科の医師が診療チームに加わることで、急性期治療における点滴や投薬の管理はもちろん、再発予防や退院後の生活習慣の指導などその効果は計り知れません。
当院の院長は、公益社団法人日本脳卒中協会大分県支部長を務め、大分県の脳卒中予防・啓発という面でも、当院が中核となって取り組むことが期待されています。
脳卒中にならないように、再発しないように予防医療に努めています。
脳卒中は再発することが多く、入院患者さんの再発予防にも脳卒中医療の重要なテーマです。入院患者さんに脳卒中再発を予防する具体的な知識や意識を持っていただくことが重要ですので、院内で脳卒中再発予防教室を開催しています。
脳卒中の再発予防のポイントについては、湧川院長をはじめ、管理栄養士による食事、リハビリ職員からは転倒予防、薬剤師からは服薬についての案内で、毎月第2、第4火曜の午後に定期的に開催しています。
日本脳卒中協会が定める脳卒中週間(毎年10月1日~10月31日)に併せ、日本脳卒中協会大分支部との共催により、脳卒中市民講座を開催しています。
脳卒中の予防法や万が一脳卒中になった時の対処法、実際に病院で行われている治療法など、脳卒中医療の最前線で治療にあたる医師が分かりやすく講演します。
過去の脳卒中市民講座の動画視聴については、下記のリンクからご視聴ください。
もしもの時の対処法などを劇でわかりやすく説明し、広く脳卒中のことを知ってもらうため、職員による永冨劇団が
地域の公民館などに出張し、無料で脳卒中教室を開催しています。
「ストップ!脳卒中!」をメインテーマに永冨劇団による対応劇「脳卒中かもしれない?」と湧川院長による脳卒中についての講演「脳梗塞の前兆をご存知ですか?」の約90分の内容です。
市民の皆さんに脳卒中という病気のことを広く知ってもらうため、予後啓発運動の一環として力を入れています。
永冨劇団のマスコット(ゆるキャラ)である「血管健太くん」